可愛い女の子と百合とメタルと
なんだか雨宮の嗜好をギュッと詰め込んだようなタイトルですね。芸がない。
ちょっと私生活でいろいろあったもので、息抜きにと先ほどまで百合百合な本やお話を堪能していたのでちょっと綴っていきたいと思います。
ついさっきまで読んでいたのは得能正太郎先生の四コマ漫画で現在TVアニメが放送中の「new game!」の四巻と五巻を読んでました。
このお話は一巻の表紙を見て「おお、なんだか面白そう」と思って買ったのがきっかけでした。そして購入して読んでみたらなんとまあ百合百合しいこと! 最高だなと叫びながら小躍りしていたのを今でも覚えています。はい、変人です(
そんなnew game!ですが今年の七月に第四巻と五巻が同時発売されて仕事帰りに買いに行きました。しかし、疲れの影響か今日という日まで全然読むことなく過ごしていまして、ふと思い出して読んで幸せな気分になった所存であります。
今回の五巻は主人公・涼風青葉の学生時代のお話を丸々単行本にしてあり、とても読み応えがありました。ああ、こういう経緯で入社していたんだな、若いってすばらしきかな……としみじみ思いました(雨宮は二十代前半
でも個人的にお気入りだったのは四巻です。何故かと言うと――
うまい具合にカップリングができている!? おまけに凛さんが本妻ぶりを発揮しているだと!?
それに、なんだこれは! ちょっとイジワルなひふみんが本命の青葉ちゃんを差し置いてゆんちゃんをたぶらかしている(語弊)だと!? しかもときめきという素晴らしきマスカレイドを纏って……!!
フォォォォォオオオウッ!! これが燦々たるアルカディアか!!!!!!
……。
……ふう、失礼しました。いつもの発作なのでお気になさらぬよう……。
でも四巻はそういったゆりんゆりんした要素があって大変満足でした。それにゲーム制作サイドも御座なりにすることなく描かれていたので大変読み応えがありました。ありがとう得能先生……。
まあ、百合百合してるところも然ることながら本題たるゲーム制作の部分にて、青葉ちゃんの制作姿勢の変化に思わず唸りながら見ていました。ああ、成長してるなと心の中で感じながら読み進めました。本当にいい子ですね青葉ちゃん。
そして。今回の表題にあるメタルと書いた要素はというと……。
これは若干ネタバレになるかもしれないので閲覧注意なのです。
青葉ちゃんがとある大きな仕事を任されるのですが、確実な売り込みと確実性を見込んでパブリッシャ側が経験と技量のある青葉ちゃんの上司・八神コウ適任として選抜します。けれど青葉ちゃんは紆余曲折あって引き下がることなくキービジュアルを描くことを決意し、事実上コウとの対決へ……。
高卒で趣味で絵を描く程度ということもあり経験もまだまだ浅い青葉ちゃんは想像以上の今回の仕事の重さに苦悩しながらやっとの思いでイラストを完成させます。その時青葉ちゃんはふとコウの作品が気になり見せてもらうことに。そこでコウの作品を目の当たりにした青葉ちゃんは、プロとしての経験が長いコウの作品に差をまざまざと見せつけられ言葉を失う。そして青葉ちゃんは感嘆の声を漏らしながら――
……と、ほぼほぼ中身を書いてしまいました。だけど重要な部分は端折っているので気になる方は是非単行本をご覧になってみてくださいね。おっさん青葉ちゃんの立場になって一緒にうるっときました……歳は取りたくないなぁ……(何が
本や漫画を読む時は音楽を聞くのですが、この時偶然流れていたのがお題のメタル・ロックでした。その曲の歌詞とメロディがコウの作品を見た青葉ちゃんの何とも言えない複雑な心境を加速させて、思わず感極まりそうになりました。
その時に聞いていた曲たちとピンときた歌詞たちがこちらの二つです↓
●その1
かく物語は終わりぬ
狂気が冷たく言い放った
それでもチャンスを待ち続けている
どこからともなく
それは現れるのだ
そしてまた旅は始まる
(中略)
鏡の向こう側から
お前の魂の残酷な一面を晒し出す
さあお前の選ぶ出番だ
いずこともなく続くこの途上で
俺に何が出来るのだろう……。
(AND THE STORY ENDS / BLIND GUARDIAN (1995))
●その2
来るべき時が必ず訪れる
隠れちゃダメだ
自分の道を突き進め
お前は神に導かれている
ただの歩兵じゃない
(中略)
泣くことはないんだ
諦めてはいけない
(The Chance / Helloween (1991))
という感じですかね。
個人的には女の子にメタルって似合うと思うのですよ。
繊細で且つ活き活きとしたメロディの中に見え隠れする音たちの生きて弾む歌声。それでいて魂を震わせるような歌詞に、思わず聞き入ってしまう力強さ。そんな一件華奢に見えて真の通った部分が似ていて女の子(主に百合の関係)にピッタリだなと。思いっ切り偏見ですがね……。
お話を書く時もこういったメタルを聴きながら書いています。前も書いた通り、ゾクゾクするような、そんな話を書けることを目指して……。
……ふう。今日も今日とて書きたいことだけをずらずらと書いてしまいました。お見苦しいところもあったかもしれませんが、どうかご了承下さい。これが雨宮の趣味にまみれたこのブログですから……ああ、百合になりてぇ(
最後に、new game!四巻にてひふみんのお気に入りのセリフを書いて締めたいと思います。
――嘘つくなんて悪い子ね。ダメでしょ? ごめんなさいは?
はひいいいいいいいいいいッ!!!!! 雨宮はイケナイ子ですゥ!!!! なので私めを女にして愛玩具のように弄び罰として踏んでくだs(黙
もう世界中が百合になっちゃえっ☆
……なにやらバカが居ますね。
失礼失礼。普段からつぶやいてる独り言なのでお気になさらずに(
でもこの雨宮、百合って素晴らしいと思うですよ、いやマジで。
別にノーマルカプアンチというわけでもありませんし、自らが好きだからといって押し付けるもありませんが本当に素晴らしいと思います。なんというか、禁断の愛欲ってゾクゾクしますよね……ね?(黙
お話を書いている上でも普通のお話を書きますが、書いていて楽しいなと思うのはやはり百合ものですね、はい。
私は百合百合することはできない性別ですし、描く登場人物とは全然違う人間ですがそれでも楽しいのです。むしろ自分自身では解らない未知の領域だからこそ楽しみが見い出せているのかもしれません。だけど可愛い女の子同士がいちゃいちゃチュッチュギシギシしてる所は何にも替え難い悦びになるんですよねこれが……ぐふふ……!(最低
さて……。私が書くお話の殆どは一人称視点でこう、主人公の気持ちや複雑に抱く思いや考えを表現したくてそれを主に書いているわけですが、主人公は皆同じ性格ではありませんし年齢も違います。なので多種多様に気持ちや訴えを考えるのが結構大変です。
だけどそのキャラになりきって話に入り込んで、こういう感情を渦巻いているとしたら……と、そういう風に考えればネタは尽きることはありません。それはオリジナルでも二次創作でも然りです。
だけど、あえて一人称で書かなかったお話も結構あります。だって主人公がなかなかの基地外なんですもの(暴言
オリジナル作品で一人称じゃなかったもの(百合ものも含める)は
- ProtoType 07 (2005)
- Prism Lost (2007)
- Auto Mobili 660 (2007)
- アルバススの檻(2009)
- 詐満(2009)
- ぼくにセカイはすくえない(2010)
- X-DAY -Lost myself-(2013)
- 紛擾のトーヴァルニヤ(2015)
くらいでしょうか。あとは覚えてないぜ……(
こうやって改めて思い出してみると暗いお話だなぁと思います。ただ、Auto Mobili 660はカーレースのお話なので例外ですが。それになんと横文字タイトルが多いこと……芸がありませんね(
今上げた8作品の中で百合百合してないのは4作品のみという……いい世界だなぁ(
でも主人公の気持ちになりきれない、と言うよりはなりたくないというのばかりですね。
アルバススの檻では死体姦(レズックス)してるし、X-DAYでは主人公が必ずぐちゃぐちゃになりますし、紛擾のトーヴァルニヤでは野望のためなら実力行使を使う一国の長でロリコン女帝だし、詐満に限ってはハゲたおっさんだし……。
今考えてみるとかなり病んでる話ばかりですね……いけませんね。
だけどどのお話にとっても自分では本気で書きましたよ、ええ。だって面白かったんですもの(身も蓋もない
さて、話はかなり脱線してしまいましたが。
個人的にはその中には読んで貰う人に「お?」と思ってもらえるものを書いているつもりです。二次創作でもオリジナルでも、こう胸を打たれるといいますか。そういういい意味でゾクゾクするものを今後も書いていきたいものです。まだ書いていない世界でも、考えるだけでワクワクもんですよ本当に。
それを成し遂げるためにもまずは生活環境をどうにしかしないと……寝るために自宅へ帰ってくる生活は懲り懲りです……百合のお話だけを書いて生活できる世の中にならないかな(
さて、今回はこんなところでしょうか。ただ書きたいことを書いただけでなんのまとまりもない。でも楽しい(
最後に無理矢理に締めます
もう世界中が百合になっちゃえっ☆
はじめに
こんにちは、お久しぶりです。そうじゃない方ははじめまして、雨宮 丸(あめみや まる)と申します。以後、お見知り置きを。
当方、昔々ブログをやっていたのですがネタが思いつかない+ブログのタイトル通り多趣味な人間なもので2度も閉鎖をしてしまいました……なので今回は3度目の正直ということで再び始めました。がんばります(
まあ、昔はどちらかと言うと暇な時間が多かったということもあってあれもこれもと欲張っていたのですが、成人して働き始めてからまあ時間のないこと……。いつからか大好きだったゲームもそれほどやらなくなってしまいました(ただしゲーム収集は今でも旺盛な模様)し、散々会社で労働で絞られてきてそんな気もなくなっている今日このごろ。いけませんね(
でも小学生という若かりし頃に始めてしまったお話書きは飽きることなく成人したあともぼちぼち活動しています。一時期はこの雨宮の名前でサークル活動をしていたので、もしかしたら知っている方もいるかもしれません。でもあの頃は私のことを知っている方はいるかどうかも怪しいですよ。ボーカロイドにボッコボコにしてやられていましたしね(遠い目
ちなみに知らない方のために言いますと、書いているお話の内容は概ね百合百合甘々したものばかりです。自分でも書いている自分自身の姿を想像するのが嫌になるほどたくさん書いています。そのお話たちは某コミュニケーションサイトにて恥じらいもなく公開中です。
最近では何やらどこぞのプリキ○アものにハマってしまい、気がつけば投稿したものはかなり上位まで食い込んでいるという驚きの結果に困惑している次第であります。ネットってすごいなぁ(小並感
こうして今も仕事帰りに買ってきた百合百合した本を眺めながら、お気に入りのメタルを聞きながら、タバコをふかしながらくだらないことばかりを書いています。くだらないって、いいですよね(何が
なにはともあれ、時間を見つけ次第ぼちぼちと書いていこうと思っている所存であります。
どうぞ、よろしくお願い致します。